丁寧な作業で完成!手作り鞄の製造工程や取り扱い方法について

年代や性別を問わず人気のある革製の鞄。本革製の手作り鞄の製造方法と取り扱い時の注意点を、簡単にご紹介します。長い歴史を持つ鞄の産地「豊岡」にあるエターナルフローでは、オリジナルデザインの鞄を製造・販売しています。ぜひお買い求めください。

革の鞄ができるまで

革の鞄ができるまで

豊岡で手作り鞄の製造を行うエターナルフローでは、国産本革を厳選し、自ら手がけたデザインが特徴です。職人の技により仕上がりに差が出るため、常に細心の注意を払いながら作業を進めています。製造の具体的な流れは以下の通りです。

1.デザインの企画と素材選び

使い心地や用途など、多くの方に喜ばれるデザインを企画します。1枚の革の中でどの部分が最適かを判断し、素材を選びます。次に、デザインを基に型紙を作ります。量産する鞄であれば、金型やサンプル作りもこの段階で行います。

2.革と裏素材の裁断

革は向きによって伸縮性が異なります。そのため、裁断方向と鞄に適した部位を選びながら革を裁断していきます。裁断は鞄作りでとても重要な作業になり、素材を見極める熟練した技が必要です。裏に使用する素材は、複数枚を重ねて裁断します。

3.革のパーツを加工

裁断した革の切り口への色つけ作業を行います。使用する部位によって加工方法は異なり、裁断した革をパーツ毎に加工していきます。折り返したり、縫い合わせたりしやすいよう革漉き(加工しやすくするために革を薄くする)をしたり、革の裁断面をコバ塗り(切り口に色付けする)するなど、細やかな工程がたくさんあります。実は、バッグのクオリティーを決める重要な工程であり、職人の腕が試されます。

4.縫製

様々なミシンを使い分け縫製していきます。細かい部分は手で縫うなど、部位毎に調整が必要な工程です。それぞれのパーツを縫い合わせ、デザイン通りの形に仕上げると、立体的な鞄の完成です。

5.仕上げ

裏返しにして縫い合わせた場合は、ひっくり返す際も重労働。硬くかさ張っていることもあるため、傷つけないよう気を使います。不要な糸の処理や検品を行い、完成です。

革の鞄の取扱注意点

革の鞄の取り扱いで最も注意したいのは、水濡れです。水で濡れた革は型崩れや色落ちしやすいのです。万が一濡らしてしまった場合には、風通しの良い場所で陰干しをしてください。アイロンやドライヤーなどの高温で乾燥させると、革が収縮・硬化してしまいますので避けましょう。

また、汚れは毎日取り除くことも大切です。革は細かい繊維が複雑に絡み合った構造をしていますので、汚れが内部にまで入ってしまうと落とし辛くなってしまいます。革の鞄を使用したら柔らかい布で乾拭きし、ホコリや汚れをこまめに取り除くようにしましょう。

豊岡市にある城崎温泉街で鞄工房兼ショップを開くエターナルフローでは、デザインの企画から丁寧な作業で本革製の手作り鞄を製造しています。鞄は毎日使うものですで、丈夫な革素材のものがおすすめ。エターナルフローの鞄には、国産のカラフルなレザーを使用していますので、ぜひご利用ください。

豊岡製の手作り鞄はエターナルフロー

店名 handmadeBAG Eternal Flow
住所 〒669-6433 兵庫県美方郡香美町香住区沖浦516-1
最寄り駅 香住駅
道順 山陰本線香住駅より車で10分。
但馬空港より車で1時間。
営業時間 11:00 ~ 18:00
定休日 不定休
電話番号 0796-20-4070
URL https://eternal-flow.com/